V-storm50の時々日記 竹田研究会参加

10月13日三条市で竹田研究会があり出席して来ました。会場はコロナ本社3階の大ホールで200人近くは集まったようです。
最近「やしきたかじんのなんでも言って委員会」のレギュラー出演者として皇室全般、日本人の原点や魂、更には今年で
成立1300年を迎える古事記などの研究家でもあり、その明確な論理と明治天皇の玄孫と言う血筋の良さで人気のある慶応
大学講師の竹田恒泰先生の話が聞けるということで女性も多く参加していましたし、若者や中学生の姿もありました。
当日のテーマは「こどもに読ませたい建国の教科書」で新潟県で開催される研究会は今回で４回目です。

皆さんもホテルなどに宿泊した時、各部屋の引き出し等に必ずと言っていいほどキリスト教の聖書や都会のホテルでは
イスラム教のコーランが置いてあるのに気付かれたことがあるかと思いますが竹田先生は全国のホテルに日本国の成立と
建国の歴史書でもある「古事記」を置く運動を展開されていてすでに１万冊ほどが全国のホテルに配布されています。
竹田研究会の講習料や竹田先生の著書の売り上げなどがその財源になっているとの事です。竹田先生によると民族の定義は
「歴史と神話を共有することだ」と言われ、自らの国の神話や歴史を学ばない民族は必ず滅びると明言しています。
ちなみにアメリカ建国の精神は「自由」フランス建国の精神は「平等」そして日本の建国の精神は「和」だと言われています。

戦前、戦中まで日本の教育で古事記の逸話などは授業の中に組み込まれ「天の岩戸」「因幡の白兎」などは昔話のように
記憶されている方もおられるでしょう。唱歌にも「大黒さまが来かかれば〜♪」の歌もありましたね。
日本国の神話や建国、歴史、歴代天皇の記述書の古事記は戦後ＧＨＱにより封印され教科書を墨で塗りつぶされてしまい
二度と日本が欧米に逆らわぬよう徹底した戦後教育で日本人が自らの国に誇りを持たない様、アメリカ流の日本人教育が以後
徹底され、それが現在まで続いています。

今回の勉強会で竹田先生は自ら書かれた文部科学省検定未合格教科書　中学校教科書の文章を引用させながら前方後円墳
の発祥や縄文土器などは世界最古のものであり少なく見積もっても２０００年以上前から日本は天皇による統治のもとで
文明社会が営まれていたとおっしゃられ世界４大文明のエジプト、インド、中国などより日本やインカの方が遥かに
古く世界４大文明説はすでに否定されている学説と言い切られました。


今の日本の政治や社会状況などは目を覆うばかりの有り様であり、時間を掛けても根本の教育の立て直しをしなければと
感じました。勉強会後、竹田先生からサインをして貰いました。見事な隷書？ですね。左利きの竹田先生はマジックで
印刷したような綺麗な字を書かれました。