春めいてきました。

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見附市の市民交流センター「ネーブルみつけ」でこんなに綺麗な「つり雛」が飾られています。春を感じ見ているだけでなんだかホンワカしてきます。コロナ禍の中ですが、まちへ出た時、立ち寄ってみませんか? ところで一緒に掲載した昔の武士の写真は「つり雛」とは全く関係ありません。羽織の袖の山形の柄で新選組と言う事が分かるかと思いますが鬼の副長と呼ばれた「土方歳三」の数少ない写真とされています。全身の写真は函館五稜郭時代の写真で断髪、洋装となっています。この写真撮影のあと、壮烈な戦死を遂げました。とにかくニヒル、ダンディ、カッコイイですよね。自分は「歳さん」の大ファンで函館五稜郭は勿論、彼が生まれ育った武蔵の国「日野市」の土方歳三記念館、京都郊外の壬生屯所跡なども訪れています。きっかけは司馬遼太郎著「燃えよ剣」を読んだことです。記念館には彼の愛刀「和泉守兼定」があります。そして彼の洋装の写真もあります。歳さんは死を覚悟し、彼を尊敬し、慕う少年新選組隊士「市村鉄之助」を道連れにしたくないので遺品となる愛刀と写真を日野村へ送り届けるよう命令したのです。鉄之助は一緒に死にたいと懇願しましたが歳さんは許さず、鉄之助は旅立ちました。日野村の佐藤彦五郎(歳さんの姉の嫁ぎ先で新選組の擁護者)に愛刀と写真を手渡し、数カ月滞在し、やがて鹿児島へ旅立ち、西南戦争で西郷党の戦士となり、政府軍と戦い、壮烈な討ち死にをして歳さんを追ったのです。

ところで新選組時代の写真は何となく違和感があります。きっと誰かが新選組隊士の肖像写真の顔部分をコンピューター処理したのではないでしょうか?勿論、私の憶測です。こんなこと考える春めいてきた季節の夢の世界でした。それにしても男だなぁ~。