V-storm50の時々日記 会派行政視察レポート1 石川県かほく市 定住促進の取組み



会派清和クラブ5名の行政視察のご報告です。初日4日は石川県かほく市の「定住促進事業の視察です。石川県のほぼ中央の人口約3万5千人のまち、古くから繊維を基幹産業としてきたまちで何やら見附市に似ています。15名の議員定数です。見附市の地方活性化と似通った取り組みもあります。庁内に5年ほど前から定住促進係を設け「若年層が定住する魅力と活力あるまちづくり」をめざし児童福祉の充実、産業振興など複合的な事業を展開している。金沢市から20キロだけに若者の都会への流出が止まらない中、若者に注目される訴求力のある「かほく市若者マイホーム取得奨励金」制度をH22年に創設45歳未満の方が市内に一戸建て住宅を新築した場合100万円の建築奨励金制度が好評のようです(最大で170万円まで)制度のPRのため地元TV放送でCMを流すなど市内はもとより県内への周知度アップを積極的に行っています。

見附市でもこれらの制度も含め健康、子育て教育などなど複合的に事業を展開しています。かほく市の山口課長は「見附市さんも同様の取り組みかと思いますし、石川県の他の自治体も同様ですがメリハリつけ効果が直接見えにくい地道な努力をするしかないとのお話をされました(同感です)


また、過激な自治体間競争にもならぬよう注意が必要でしょう。総パイは変わらないのですから…。参考になったのは議会報告会を各種団体との意見交換会の中で行っておられる点でした。杉本議長のお薦めで市内の「西田幾多郎記念哲学館にも案内していただき、普段考えたことのない「哲学」にほんの少し触れさせていただきました。市内の小高い山そびえるコンクリート打ちっぱなしの巨大な建物は今話題の「安藤忠雄」先生の設計です。案内の議会事務局の方の言葉では「冬は大変冷える」と苦笑いされました。以下続きます。