アンプ・スピーカー・コードそしてボリューム


かなりいい音になって来た。特に中高域が・・・
昨年から今年の1月にかけて不満はないが、なにかインパクトがなくてホーン型のドライバー(中域)とスーパーツィーター(超高域)どちらもJBLブランド、このJBLは特にJAZZに向く明瞭で鮮烈な音響が定評のカリフォルニアサウンドです。それを追加した。年齢を重ねるといろんな意味で体が劣化してくる。皆さん方も経験ある方も居られると思いますが、足腰の衰え、体力、スタミナは勿論だが物事に対する意欲、やる気、根気、達成感も気づかないうちに退化している。加えて顕著なのが視力、聴覚もそれなりに退化している。だからオーディオもどこかで体の退化に併せバージョンアップが必要だ。
変な例えですが山に登り頂上に立つと「ヤッホー!」と向こうの山に向かって叫ぶ時や喧騒の中で相手に明瞭に聞こえるよう口の周りを両手でメガホンのように丸めた経験があるでしょう。ホーン型とはあの原理なのです。ラッパ型のユニットをスピーカーの前に取り付け音を前に押し出す単純な仕組みなのですがこれが少し衰えた鼓膜に強烈なインパクトを与えるのです。

もうひとつスーパーツィーターも振動が普通のコーン紙ではなく金属が振動するのでまさに耳をつんざく高音を楽しむことができる。

ユニットを追加したらついでにスピーカーコードも変えようと放送局・劇場などで使用されているプロの業界で有名なBELDEN社のコードに変更しました。
オーディオマニアの間でさえよく勘違いされるのがスピーカーコードなどの音響用伝送ケーブルやコードは太い方が情報量が多いと「重くてぶっとい」コードでメーター数万もするケーブルを愛用する人が多いがそんなことは実は迷信。メーカーの創り上げた神話。自分の耳で確かめるのが一番。
更にもうひとつアドバイスするとアンプについてるボリュームは何のためか?実はボリュームは音を大きくするためではなく本当は減衰するために存在している。仮にコントロールアンプ(プリアンプ)とパワーアンプ(トランス側)を繋いで音楽を聴く場合、コントロールアンプのボリューム側で上げパワーアンプ側を絞るのがセオリーです。間違ってもパワーアンプ側を最大にしてコントロール側で調整しないこと。でも実はこの間違った調整をしている人がほとんどだと思う。

いや〜この音はビックリまるで目の前で歌手が唄い、プレーヤーが演奏しているような感覚!特に女性ボーカル、サックス、ペットの音のリアル感に毎晩酔いしれている。ダイアナ・クラールの色気ある艶、クリフォード・ブラウンのペットは唸り、ジョン・コルトレーンのサックスが輝く、カウント・べ―シ―のダイナミックさは王道、CDもアナログレコードも最高だ。