V-storm50の時々日記 さくら!




さくら!満開!…。でも実はさくらを見に行ったのではありません。見附市が人口減少問題に取り組む新しい試みとして計画している柳橋町4.5ヘクタールの宅地開発を調査研究する《柳橋町街区開発調査研究会》の現地調査として同地区の水害対策の計画について市の職員の説明を聞き、確認する目的でここに行ったものです。
同地区の一角に定住促進や子育て世代などこれから住宅を考えている人たちにエコや省エネ、自然環境にも配慮した未来型の住環境を備えた住宅街を計画しています。この計画に対し、昨年12月に行われた付近住民への説明会では住民から最も質問や要望の高かったことはこの付近一帯の大雨時の同地区への浸水に対する不安の声でした。これらの住民の声に応えるためにも早急な雨水対策が望まれています。まず雨水対策をしっかりと行い、住民の不安を解消することを最優先にしなければなりません。
新しいコンセプトの住宅街はその上で成り立つ企画と思います。その対策については現地での説明と委員会室での説明で理解出来ました。柳橋地区を流れる才川と貝喰川そして隣接した県の中部産業団地内にある調整池を一部改修するなど大掛かりな工事がこれから着工します。現地は川の土手沿いに桜並木が続き、まさに今、満開でしばし、説明を聞きながら見事なさくらを愛でることができました。


産業団地内の調整池はビオトープの役目もあり、季節には水鳥なども見かけることもあります。何やら水音や波紋も広がり魚や水中生物も生息するのでしょう。毎年のように7月中旬以降に降るゲリラ豪雨に対応できることを祈ります。今後も《柳橋町街区調査研究会》はこれからも月に2回くらいのペースで続きます。これから本格的な調査研究が始まります。