V-storm50の時々日記 会派「清和クラブ」県内視察


レポート報告です。
2月4日私どもの会派「清和クラブ」4名で県内の視察に行ってきました。訪れた施設は2か所で最初に新潟市新津美術館この美術館の見学視察はこれから見附市でも具体的な検討が行われる旧法務局跡の有効活用として計画されている市民ギャラリーの勉強の目的です。平成9年に当時の新津市が30億余りで建設されて現在は新潟市が運営しています。現在の秋葉区信越線沿いの山側の県立植物園に隣接した場所にある大変立派な施設です。正面から入ると真っ白な大理石の床や壁、そして数々の階段でデザインされたフロアに圧倒されます。この美術館の中に市民が借りられるスペースがあり一週間単位の駒割りとなります。とにかく、空間が素晴らしく低くても4メーター、展示室によって10メーターの高さの天井です。勿論、温度、湿度、照明なども完璧な施設で、展示物により照明も幾種類の中からチョイスできるようになっています。著名な画家や作家たちの特別展と市民団体や個展等も年間のスケジュールが組まれているようです。この施設内には軽食・喫茶コーナー、季節ごとに内容を変える売店の他、レクチャールームそして野外劇場まであります。
見附の跡地利用とは根本的に違う施設かと思いますがこれからも上越新発田市などの市民ギャラリーを拝見させて戴き考えて行きたいと思います。

その後、新潟市西堀ローサ(地下街)に昨年オープンした「匠カフェ」を訪れました。ここは民間の会社が障がい者の働く場として社会貢献的な意味合いもあるお店として運営しているもので東京の青山、福島県二本松市静岡県安城市など全国4か所に店舗展開していて総勢40名が働いているということです。最終目標は野菜の生産、料理作り、そしてお客として食べることなどを目指し、障がい者が作り、料理をつくり、自分たちも楽しんで食べるそして家族や知り合い、健常者なども含め社会貢献や自立も出来ることだそうです。現在は遠いひとで上越から往復で6時間もかけて働きに通う人もいるとのことです。そのほかパソコン指導やビジネスマナー等の学習を行うなど障がい者の社会進出と自立をサポートしています。


ランチメニューの中からカレーライスを選び、みんなで戴きました。美味しかったです。お話を伺いながら手作りの創作ケーキやコーヒーも戴きました。これからも繁盛しますようお祈り致します。