V-storm50の時々日記 3月議会が終わりました


平成24年3月議会は4日から21日までの18日間行われました。また、この3月議会より本会議、2つの常任委員会の他に
県内20市で7番目となる予算特別委員会が始まりました。また今回の一般質問は11名で私の質問は11日の午後3時頃となり
2年前の東日本大地震の時と同日時で私の2年前の質問時に起きたあの災害を思い起こし、奇しき因縁を感じました。
改めて犠牲者のご冥福と被災地の復興をお祈り致します。


【今回の質問の要旨】
昨年末の政権交代安倍内閣が行った経済対策等で国民の期待があるものの未だ地方はその効果が実感出来ず深い霧の中に
います。そしてこの環境下で全国1742の自治体も努力しています。本来行政は市民が幸福に生活出来るよう市民に奉仕する
役割を担っています。市民のささやかで小さなしあわせの実現に向けて努力して戴きたいと思い以下の質問をしました。


◆市民の小さなしあわせについて
質問 市長の考えるしあわせとは、また市民アンケートの結果に
ついては?
答弁 人の幸せの原点は愛されること、褒められること、人の役に
立つことや必要と思われることの4つだと思う。また市民アンケートで89.4%もの市民が住みよいと答えている。
今迄の様々な取組みが評価された結果と思う。今以上更に進化させ取組みたい。

質問 ある意味市民のしあわせにも通じるアンケートで要望の高い働く場所の豊富さや雇用対策等は如何か、
又市内の景況をどう認識しているか、更に地元産業支援のひとつでニット6社がパリの海外展にチャレンジしたが
その成果や今後の支援はどう考えるか?
答弁 引き続き産業団地誘致奨励支援策の他、新たに創業・起業家支援、今以上の就活支援、雇用情報発信等取り組みたい。海外展の結果を踏まえ商工会と業界で今後の話し合いで進め方を決めると聞いている。市も支援したい。

質問 繊維業界の実態は円安等の影響で輸入に依存する原料が高騰し、下代が15〜20%となり大変だ、海外展での成果は
少なくても3年くらい継続しないと実績は出来ない。今回の海外展は国の支援策での交付金で実施しており来年等継続は無い。私はむしろ海外展の経験を国内アパレル等へアッピールして見附産地の認知度を上げる考えですがどう思うか。
答弁 議員の言葉通り海外展に挑戦したことで国内への認知度を上げ販売促進となる支援を市としても強化して行きたいと
考える。

質問 年3回実施している産業団地進出企業交流会等で求人情報など就労支援の情報収集は行われているのか。
市としてこれらの情報発信強化の仕組みの検討は。
答弁 セミナーや企業同士の情報交換は行われている。また採用された人の声も紹介している。

質問 企業同士の情報交換では余り雇用には役立たない。産業振興課でしっかり情報をとり、就活情報に役立つ仕組みが必要なので要望しておきます。又、10年後の人口動態は市としての予測は。また高齢化社会の対応策として私は団塊世代中心の元気な60歳代が80歳代を支える事が必要と考えるが市は仕組みを考えてはどうか?
答弁 10年後の見附市は60歳以上が42.1%と推計。元気な60歳が80歳を支援する制度は高齢者シェアハウス等の
支えあい等全国事例を見て検討したい。その他、悠々ライフ、老人クラブ等でも活動をテコ入れしたいと考えている。 

質問 悠々ライフや各地区の老人会はもっと年齢が上であり、どちらかと言うと楽しむことが主体となっていると
思うので私は無理思う。私が考えているのはもっとスケールが大きい。やる気のある団塊世代の人たちの出会いの場を
作ったり、市民と行政との協働の機会創出や仕組み作りやNPO的支援によるマンパワーの活躍する組織づくり支援です。
答弁 議員指摘はもう一歩進んだ市民活動と理解し、なるほどと思います。今後、その辺も視野に入れ検討したいと思う。

質問 昨年全戸に配布されたマイライフノートの市民の評判や活用方法については?また、後見制度の法定や任意とか
市民には分かりづらいのでは?
答弁 一人暮らしの高齢者等が利用されている。今後も老人会などでも詳しく説明して周知させたい。
後見制度は確かにわかりづらい面があるので併せてPRしたい。

質問 マイライフノートと関連するが最近報道によると公営住宅等で独居老人が亡くなって遺品等を引き取る身寄りが無く
行政側が処分して問題となるケースもある。これは空き家適正化条例にも関連すると思うが如何思われますか?
答弁 家族、親族の絆が希薄化し議員ご指摘の問題が起こり遺品、家具などの引き取り手のなく処分に困る事態も
聞いている。当課としても今後積極的にアイデアを提案していきたいと思います。


最後に…(質問の締めくくり)
有難うございます。当市の目指していく多くの施策が市民の小さなしあわせにリンクしています。
それらの小さなしあわせの積み重ねが大きいしあわせになるのかなとそんなふうに思っています。
つい最近、今年の
サラリーマン川柳の受賞作品が発表されました。その中のひとつを紹介します。
「何気ない暮らしが何より宝物」見附市民の願う小さなしあわせの実現のために、当局の一層の努力をお願いして、
私の質問を終わらせて戴きます。有難うございました。