V-storm50の時々日記 分団演習



7月1日(日)午後1:00から見附市消防団第一分団の訓練があり来賓として参加いたしました。毎年この時期に市内各分団が一斉に
分団演習を行います。訓練はある町内の個人宅の火災を想定して消火栓にポンプを取り付けてホースをつなぎ火災想定現場で放水する
までを迅速且つ正確に行う。また、女性消防団によるAEDによる救急の説明も行われる。


毎年行われるこの分団演習は若者たちのキビキビとした動きと実際の火災を想定した真剣さが伝わってくる迫力の体験が出来ます。
演習はその後会場を見附小学校のグランドに移し各部対抗のポンプ操作訓練を行います。スピード、正確さなどが競われます。
最後に部隊訓練、分列行進を行い終了、来賓と消防団員との懇親会となります。

日本の消防組織は常備消防(消防庁・消防署など)と義勇消防(市町村民による消防団)の2本立てで組織されておりこのような2本立て
の消防組織は世界に例がなく日本が誇る組織です。現在の消防団明治27年にそれまでの消防組という組織を改正し誕生しました。以来
今年で118年目になります。再来年には120周年と言う大きな節目を迎えることとなります。「義勇」とは正義の義と勇気の勇のことで
まさに消防団員の心意気を言葉で表していると思います。団員の地域は地域で守る気概を感じさせて戴いた一日でした。お疲れ様でした。