議会と議員への評価


全国都道府県議会議長会議事調査部長で地方議会研究で知られている野村 稔氏の本を読みました。氏は先月の2月15日に
見附市議会議員協議会での議員研修の講師として来市され地方議会の課題、住民意識などを分かり易くお話しされました。
以下、箇条書きで氏の意見や氏の著書から私が感じた部分をピックアップして皆様方と一緒に考えて見たいと思います。

◆地方議会は真剣に運営されているが以外に住民に理解されない「住民の議会離れ」でなく「住民の議会任せ」ではないのか?
◆住民は議会で真剣な議論が行われていることを知らず傍聴もしないで想像で批判していることが多い
議員定数削減と議員報酬の削減を話題にするが歳出の全国平均で見ると議会への歳出は0.6%でしかない
◆多くの住民は選挙の時や自分に利害が関係しなければ議会に関心を持たない
◆多くのマスコミは議会、議員のマイナス現象は報道するがプラス的なことについては余り報道しない
◆議員が住民の代表であるならば20代や30代など様々な世代が議員とならなければならないのに議員にならない訳は?
◆議員に支払われる政務調査費とは?
◆議会での一般質問と委員会質疑。また、討論とは何かが住民には分かりづらい
◆議員は誰のためにあるべきか?
◆議員報酬と議員定数。議会の夜間開催、休日開催を考える

以上を一つずつテーマを絞りながらシリーズで考えていきたいと思います。是非、皆様方も参加して様々なご意見や疑問など
をお寄せ下さい。尚、このテーマだけを連続しますと固ぐるしいので今までの話題なども挟みながら進めますのでご了承下さい。