ミッション・イン・ポッシブル4 ゴースト・プロトコル

先週の16日封切りとなった「ミッション・イン・ポッシブル4」を息子と一緒に観て来ました。
一言でいうと今までで最高の出来かも知れません。息子も1と3に匹敵する面白さとの感想。
娯楽に徹した息もつかせぬ見せ場の連続がこのシリーズの魅力。国際情勢や経済環境や人種など
関係なく徹底的に悪党は悪党らしく憎々しげに描き、しかも強くて頭も切れる。そしてしつこい!
それを上回る強さと信念、正義感、体力、知力そしてチームワークを発揮して立ち向かうIMF
トム・クルーズチーム。図式は単純明快が一番。おまけにノリノリのテーマ音楽、ロシア、ドバイ
など世界の名所での撮影世界一の高層ビル「ブルジュ・ハイファ」での目のくらむアクション、
砂嵐の中の追跡劇、数々の新兵器などなど、更に魅力的なヒロイン(ポーラ・パットン)も素敵です。

それにしてもジェイソン・ボーンシリーズのヒット以来、本家本元の007ジェイムズ・ボンドやこの
ミッション・イン・ポッシブルのイーサン・ハントまでが何故かボーンを意識しているようでキャラクター
が似通ってきているのが少し気になりますよね。007はアクション、仕掛満載のアストン・マーチン
そして何よりタキシード、カード、ドライ・マティニそしてボンド・ガールとの情事、上品でユーモア
でしょう。

本年、自分にとって不作続きの映画界でしたが思わぬ拾い物をした気分です。