ボヘミアンラプソディの凄さ!!


どうしても観たかった「ボヘミアンラプソディ」をついに観てきました。
久しぶりに感動しました。伝説のバンド「QUEEN」の若者たちが駆け抜ける青春サクセスストーリー。リードボーカルフレディ・マーキュリーそしてブライアン、ロジャー、ジョンを演じる俳優たちがいい。恐れを知らぬ若者たちが掴む目のくらむような成功と栄光そして挫折、別れ、再会がテンポよく描かれてゆく。オペラ「カルメン」を聴きながら新しい曲のイメージを語るフレディの姿も新鮮。QUEENの数々のヒット曲が創られてゆく制作秘話も興味深い。そしてラスト21分のLIVE AIDの臨場感は圧倒的だ!
エイズ患者を救う基金を集めるとして企画されたライブに登場するフレディもまた、エイズに侵されているなんという皮肉!
QUEENの若者たちは無名の頃から競争、自己表現をぶつけ合いながらも友情、信頼、絆ばかりでなく摩擦、衝突、葛藤そして外部からの雑音などを乗り越えクライマックスのLIVE AIDで伝説となるパフォーマンスを爆発、全開させるのだ。
圧巻のLIVEで涙が止まらなくなった。彼らの達成感がビンビンと伝わった。最近観た映画では出色の出来栄え。あのライブステージはこの映画のため造られたセットとのことだがステージの傷やシミまで徹底的にコピーされ、フレディが弾くピアノの上に並んだ飲み物やコップまで全て当時のもので撮影されたという。
写真は本物のフレディとラミ・マレックが演じるフレディ とにかくそっくりだ。


監督は鬼才ブライアン・シンガー あの伝説映画「ユージアル・サスぺクツ」でラストシーン観客全てを騙して「唖然!」とさせた監督だ。