V-storm50の時々日記 9月議会終了



9月6日より25日まで17日間の9月議会が終了致しました。年4回の定例議会中、

3月議会は新年度予算の審議と認定
6月議会は実施している事業の調査(産業厚生、総務文教2つの委員会のそれぞれの
     所管している分野の実施事業の現場調査⇒例えば小中学校の改築・増築の状態
     は総文の管轄。病院関係の施設内の新設備は産厚の管轄)一日で総文と産厚の
     それぞれ委員(つまり17名全員ですが)が選択された数か所の現場を実際に
     調査致します。
9月議会は前年度の決算の審議と認定
12月議会はその年の最後の議会そして御用納め

分かり易くそれぞれの議会を位置付けるとこんな感じでしょうか。9月議会で昨年度の決算
内容の説明を受け、質疑を経て決算に対する討論、採決を決算特別委員会の中で審議して
本会議で報告。本会議でも討論を経て採決し、決算を認定します。
会議日数は3月議会に次ぐ長い日程となります。

勿論、定例会議では決算の審議、認定の他、補正予算の審議等も行われます。
また、今回は昨年から数えると4回目となる「小林繁男議員に対する議員辞職勧告決議案」
もも提出され本人を除く16名全員が賛成して決議しました。今回は東京高等裁判所
1審を支持した有罪判決の結果を受けての決議でした。本人は高裁の判決を不服として
最高裁に上告し、現在判決待ちで今回の議会の決議に対し本会議で「税の滞納があったが
すでに収めた。また、執行官に対しての公務執行妨害等暴行の事実はなく無罪を主張する」と
答弁(意見)し、議員辞職に関することには一切、触れませんでした。

小林繁男議員の答弁(意見)を聞いていておかしいのは議員全員で辞職勧告をしている内容
公務執行妨害や、まして暴行の事実などではない。見附市の特別職で選挙で選出され
市民の収める税金により報酬を得て市民のために仕事をする議員が税の滞納の事実が
あったことが議員として恥ずべき行為であり、そのことだけで議員としての資質に問題が
あったとして辞職すべきとの辞職勧告内容には全く触れませんでした。
このままで行くと12月議会までに最高裁の結審が出れば5度目の辞職勧告を検討する
こともあるように思います。見附市が目指す「オンリーワン」の施策が逆の意味で地方
議会での辞職勧告の記録を作るみたいな不名誉なこととならないよう、本人の自発的な
辞職をと願います。

上の写真は議会が終了した25日に終了後、産業厚生委員会としてケアプラザを視察し、
病院事務長よりリハビリの現状説明を受けました。
【説明】
  ・デイケア設備であるデイルームのスペースについては、当初4名受け入れという
   ことでスタートしたところに、現在では15名にも及ぶ利用者があり、スペース
   としては飽和状態。
  ・今後もデイサービスを利用する人たちは増加していくものと思われ、このままの
   状態では、とてもそのニーズに対応することができない。
  ・ケアプラザとしては、ケアプラザ裏の公園スペースにデイケアの建物を増築し、
   廊下でつなぐような形でデイルームの場所を確保していきたいと考えている。
【所感】
  ・特養の役割の代役という認識であったが、利用者の95%の方がリハビリを
   求めているということを聞き、リハビリ施設の不足が痛感された。
  ・施設内に初めて入ってみた。デイケアスペースの手狭さにショックを受けた。
   ここで働いている職員の方もこれだけのスペースでは、負担も大きくなり、
   健康面の不安も考えられる。スペース拡大を早急に進める必要がある。
  ・スペース確保ができていない状態で、抜本的な見直しが必要と考えられる。
   また、今後ますますリハビリのニーズが高まっていくものと思われる。適正な
   人的配置が必要になってくるものと思われる。

益々、高齢化社会を迎える時代。全国のほとんど全ての地方自治体はこのような共通の
問題を抱えていると思われます。いずれにせよ大きな予算が伴います。様々な立場、
角度からこれらの問題の解決に努力しなければと思います。今後も注視しながら利用者の
方や職員の方々などのご意見も参考にしたいと思います。

9月議会の報告次回も続きます。