V-storm50の時々日記 県内行政視察


昨日(9月28日)朝8時出発で新発田市(旧紫雲寺町)で稼働している風力発電施設と見附の防災公園「道の駅」の指定管理者となった
豊栄のわくわく広場や月岡の農家レストランの3か所の行政視察に行って来ました。
残暑の厳しい日、抜けるような青空にすっくと立つ真っ白の巨大なプロペラは圧巻の見ごたえです。新発田市藤塚浜に4基あります。

この発電機は平成13年から14年にかけて建設された新発田市と民間業者1社による第3セクターにより運営されています。
福島原発事故以来代替エネルギーが注目されています。支柱の台座からプロペラの中心までの高さは35メートルです。
風力4メートルから発電出来風速25メートルになると危険防止のため停止するよう制御されています。プロペラの向きは風向きに
より自動的に変わります。風見鶏をイメージしてください。
発電効率は12〜13メートルの風が一番とのこと。また、年間の稼働率は13.5%程度、月一回の保守点検など年間の経費は
約2,000万円発電した電気はキロ10円で東北電力に売電。売上高は昨年で2,300万円ほどで土地代や消耗品を差し引くとほぼトントン。
尚、耐用年数は17年とか。また、蓄電出来ないのでリアルタイムで売電するしかなく夜間は消費電力も落ちるので停止させるようです。
クリーンな環境を考える自治体としてのイメージはいいですが、風と言う自然のパワーに頼る風力発電では代替えエネルギーにはなり得ぬ
と痛感しました。

次の視察先は月岡の農家レストランです。視察も兼ねてここで昼食バイキング形式のメニューは豊富です。味もおいしかったです。
この野菜の直売所と農家レストランは以前このブログでも紹介しています。詳しくはそちらで…。
農家レストランと農産物直売所の経営者が農家レストランの脇で説明している時、野うさぎ君が登場、入口の鉢植えされている茄子を
1個食べ床下で昼寝したあとデザートに葉っぱを食べピョコピョコと山に帰ってゆく姿は愛らしかったです。きっとこのレストランの
ご常連客なのでしょう。人間が近づいても平気で食べていました。