V-storm50の時々日記  戦没者合同慰霊祭と中越地区市議会議員研修会



8月22日は午前10:30から見附市中央公民館で毎年恒例の見附市戦没者合同慰霊祭がしめやかに厳粛に行われました。
来賓挨拶(県知事代理・市長・県議・市議会議長)のあと、来賓・各地区代表者の献花と続き最後にアトラクションとして
長岡商業高校OBの楽団演奏が行われました(青い山脈丘を越えてなどの懐かしいメロディが流れました)
あの悲惨な戦争の終戦から67年が経過しました。二度と悲劇を繰り返さないためにも記憶を風化させずに次世代に継承
する努力を我々がしなければなりません。今、日本を取り巻く領土問題もロシアの北方領土、韓国の竹島そして中国の
尖閣諸島と弱い内閣と政権基盤の弱体化に付け込まれ外圧が大きく押し寄せて来ています。感情論が先走り冷静な判断、
対応が出来ないことが一番心配です。残念ですが4万2千の人口の小さな市の市議がどうにかなる問題ではありません。
いたずらにナショナリズムを先行して振りかざしたり売り言葉に買い言葉とならないよう落ち着いて国際社会に問題提起する
ことが必要と思います。ロンドンオリンピックも終わりましたがお互いの国のナショナリズムはオリンピックだけに
してほしいと思います。


それにしても日本は歴史的にも徳川幕府270年余の鎖国時代の後遺症が今でもあり、まったく外交の体をなしていない
ように思います。また、教育的にも中国や韓国のように歴史的な事実の近代史を教えておらず、海外などで領土問題を
中国や韓国の学生から議論を投げかけられた時、日本人学生が一人も反論出来ないなど根本的な教育も見直す必要が
あるのではと個人的に思います。

ところで韓国にしろ、中国にしろ、日本にしろ、何故お互いが領有権を主張しているか歴史的事実を分かり易く解説してない
(出来ない?)報道機関にも困ったものです(主張は歴史的にもそれぞれが互いに我が国の固有の領土と主張しているだけで
時間軸の整理の中できちっと論理を明確にしたり現存する公文書や書類などを証拠として提示していないようです)=私は
個人的に調べましたが…。
日本の報道機関はきちっと整理して国民や視聴者、読者に伝える義務があると思いますが…、情けないです。


午後は1:10に市役所を出発して長岡市で開催された「中越地区市議会合同議員研修会」に参加して来ました。
会場の「アオーレ長岡」には地元長岡市をはじめ三条市柏崎市小千谷市加茂市十日町市魚沼市南魚沼市
そして見附市と9市223名の市議が集まりました。

かって中越地区は30市町村で636名の市町村議員でしたが平成の大合併で9市となり3分の1の223名と
議員数も激減
しました。今、見附市基礎自治体のひとつとして市長以下の執行部と議会・市議そして市民とが共働しながら
まちづくりをしています。今後は今まで以上に中越地区を中心とした他市といい意味の協力関係でお互いの市の発展のため努力して行かなければ
と思います。

記念講演は 河井継之助記念館の稲川明雄館長の「山本五十六の人づくり教育」と題した講演、
アオーレ長岡の見学(市役所内部、議場、常設の災害対策室など)
そして会場を長岡グランドホテルに移しての懇親会と盛りだくさんでした。


8人掛けの私のテーブルには長岡市議2名に柏崎・魚沼・南魚沼・小千谷十日町の各市議で様々な出会いとお話を
したり聞いたりで充実の時間を過ごさせて戴きました。また、近くのテーブルの三条市の市議ともご挨拶させて戴きました。
これらの出会いを議員活動に生かして行きたいと思います。暑い暑い忙しくも充実した一日でした。