V-storm50の時々日記 ダークナイト ライジングを観てきて


7月27日夕方、息子と話題の映画「ダークナイト ライジング」の先行上映を観てきました。この映画はご存じアメリカンコミックで
スーパーマンと共に人気を二分するバットマンの実写版で何回となくTVシリーズで放映されたり映画化されてきた物語です。
1989年に現代版「BATMAN」シリーズとしてティム・バートン監督で映画化 主演のバットマンことブルース・ウェイン
マイケル・キートン、ジョーカーにジャック・ニコルソンそしてヒロインに金髪美女のキム・ベイシンガーを迎えてアメリカの架空都市
ゴッサム・シティを舞台にリアルでダークなヒーロー像を演出し以来シリーズ化された。シリーズ2作目は「バットマンリターンズ」
3作目は「バットマンフォーエヴァー」4作目は「バットマン&ロビン Mrフリーズの逆襲」と4作公開されバットマンもその後、
ヴァル・キルマー、ジョージ・グルーニーへと変わった。

新作ダークナイト ライジングのキャットウーマン


そして2005年にクリストファー・ノーラン監督の手により新たなるダークヒーローとして映画「バットマンビギンズ」がクリスチャン・
ベールを主演に脇役はリーアム・ニーソン、渡辺 謙、モーガン・フリーマンマイケル・ケインゲーリー・オールドマンなどで
バットマン誕生秘話を描く原点回帰のストーリーを描き鮮烈な作品となった。更に2作目の「ダークナイト」は公開時には急逝していた
ヒース・レージャーの怪演、奇演のジョーカーやツゥーフェイスの登場などで世界中の映画ファンを驚かせる快作として登場し、大ヒット
作となった。

同じくダークナイト ライジングで奈落に生きるテロリスト集団「影の同盟」のリーダーでバットマン最強の敵ベイン


ダークナイトとは闇の騎士まさに暗黒の世界に生きるバットマンは昼の世界では大富豪の御曹司ブルース・ウェイン 夜の世界では
闇の騎士と二つの顔をもつ男で異なる境遇の狭間で葛藤することを運命づけられていた。
今回の新シリーズ三作目は言わば完結編とも言える内容でニューヨークをモデルとしたゴッサムシティで闇対闇の対決。その目まぐるしく
ハイスピードで展開するストーリーは一瞬も目が離せない。バットマンよりも精神的にも肉体的にも強い最大の敵「ベイン」美しくも
狡猾なキャットウーマン、正義感に燃える警官ジョン・ブレイクそれにおなじみの執事マイケル・ケインやウェイン産業の社長にして
バットマンの武器を開発したモーガン・フリーマンゴッサムシティの市警本部長ゲイリー・オールドマンも勿論登場する。


全米公開の7月20日コロラド州オーロラの映画館で興奮した男がいきなり銃を乱射、死者12名負傷者58名と言う大惨事が起きた
ことは映画ファンとして大変悲しく、また憤りを覚える。映画をこよなく愛した犠牲者の冥福をお祈り致します。
強靭な肉体と明晰な頭脳をあわせもつテロリスト「ベイン」との対決の果てに待ち構える度肝を抜く結末とは…!?


詳しいストーリーや結末を紹介することは無粋ですのでお話ししませんがクライマックスで正義の警官ジョン・ブレイクの未来を
観客に暗示させるエピソードと短いセリフに気が付かれたでしょうか?
それに気が付かれたアナタはかなりの「バットマン」オタクです。

正義の警官ジョン・ブレイクの未来とは…?