V-storm50の時々日記 行政視察の報告①


伊予絣の織機と糸繰り機(見附にも昔、こんな織機がありました)
先週の5月16・17・18日の3日間見附市議会産業厚生委員会メンバー9名による行政視察で愛媛県に行ってきました。
朝6時市役所前よりマイクロバスでスタートし新潟空港へ向かい新潟⇒伊丹空港⇒松山⇒今治内子町新潟空港
と2泊3日の視察でした。16日の早朝薄曇りの見附を出発し伊丹で乗り継ぎ松山へは10:40過ぎに到着。伊予絣会館にて
昼食後、最初の視察として四国最大(51万余の人口)の都市松山市役所を訪問。坊ちゃんで有名な道後温泉、坂の
上の雲の舞台など豊富な観光資源をもつ南国の地です。この松山市では歩行空間の再生をテーマに「歩く」や
「自転車」「バスなどの公共交通の充実」を推進。そのための一方通行など思い切った事業を展開しています。

松山市役所で説明を受けたあと、先陣を切り数点質問をさせて戴きました。


見附市も「歩こう条例」を3月議会で条例化して健幸をキーワードにまちづくりを推進していて参考になる箇所が
多々あります。松山市では多くの観光客も多く出来るだけ車に頼らない生活は観光客にも好評とのことです。
元々高低差のない地形を生かし、道後温泉など観光資源をポイントに早い交通から遅い交通への推進や環境問題の改善
など更に交通事故の抑制、歩くことで体感する健康や街並み、店舗の再発見など様々な効果が出始めているとお聞き
しました。自転車通行に伴い安全教育なども充実させているようです。

坂の上の雲で有名な近代俳句を広めた天才正岡子規の3畳の勉強部屋


そのまま見附市にも生かせる施策も多いと感じました。それにしても多くの観光資源にチョッピリ羨ましさを感じた次第です。 
続く…。