12月市議会 一般質問

平成23年度12月議会は12月9日に召集され日曜を除く10日間開催され20日に終了致しました。一般質問は13日と14日の
2日間行われ10人の議員が質問に立ちました。私は14日の3番目に質問に立ちました。以下、内容の要約です。
また、今回は足の手術直後で松葉杖での登壇や質問が難しいということで議長、議員運営委員会、議会事務局のご配慮で
質問席での質問を許可して戴きました。質問に入らせて戴く前に感謝の言葉を述べさせて戴きました。

◆スマートウエルネスみつけ・日本一健康なまちを目指して
第4次総合計画の後期が本年4月にスタートした。基本目標の第一は『日本一健康なまちを目指します』であります。
全国の自治体に先駆けスマートウエルネスシティ構想を打ち出し13府県19市が参加する研究会の会長として健幸をキーワード
に事業に取り組む久住市長の積極的な取り組みを大いに評価致します。団塊世代も来年より続々と前期高齢者となります。
段階的に着実にその成果を上げなければなりません。そこで質問です。

質問 過去行ってきた健康づくりの実績は?
答弁 健康教室等の成果で年間一人当たり約10万円の医療費抑止効果。又、介護認定が県内で一番低いなどの好結果が出ている。

質問 病院祭、健康に関する様々な講習会、悠々ライフの実績等は?
答弁 各事業共年々増加傾向。中でも糖尿病対策では医療機関と連携し集団、個別指導で実績を上げた。

質問 ゴミの減量、地域コミュニティの実績はどうか? 
答弁 一日一人当たりのゴミの量は県平均より183g少なく県内2番。不法投棄は県全体が増加傾向だが当市は減少している。
   YM菌の生ゴミ処理実験では94%減容化を確認した。

質問 スマートウエルネスみつけの認知度がまだ低い、今以上の推進化の具体策は?
答弁 議員ご指摘のとおり施策が充分市民に届いていないと認識している。各課の連携、職員の認識も高め、更にコミュニティ
   などの出前講座を今以上に実施し、健康を個人の問題から地域貢献と捉えPRして行きたい。

質問 例えば高齢者、障がい者に優しい段差や傾斜の少ないお奨め散歩コースを作りトイレ、休憩所など整備を検討して
   ほしいが?又、糖尿病を含む生活習慣病の講習会は第3月曜の午後では働いている人は行けないので休日の実施を検討しては?
答弁 より多くの参加が大事と認識しているので今後の参考にさせて戴きたい。

質問 健康教室のインセンティブの再検討、生ゴミ減量化の拡大、今後の地域コミュニティの計画は?
答弁 コミュニティは現在準備も含め7地区設立、平成24年は今町地区を進めたい。生ゴミについては議員ご指摘の通り分別、
   水切り、更に再資源化等も分かってきた。来年度は分別の更なる検証を続け対象地区も増やしたい。


9月議会の災害についての質問時にも申し上げましたが災害は自分の命は自分で守る自助、家族や近所で助け合う共助、そして
行政が行う公助が連動しなくてはなりません。健康も同じと言えます。自分の健康は自分で守る自助が根本にあり家族や仲間で
確認したり励ましあったりの共助、そして行政が推進する公助が連携することが肝要と思います。今まさに健康は個人の問題では
なく地域に貢献するとの考え方で高齢化社会に臨まなくてはならないと思います。

このスマートウエルネスみつけの推進と成功には健康を第一の幸せと考え積極的に参加する市民と行政とのコラボレーションが
ポイントと思います。また、各地域のコミュニティとの連携が重要と思います。市民参加、行政と市民との共同作業により
日本一健康なまちをつくり結果的に医療費、介護費を減少させることにもつながりそれが市民の幸せに結びつくと考えています。
資料によると2010年の日本の医療費は36兆円介護費は8兆円です。これが団塊世代後期高齢者となる2025年には予測でほとんど
が2倍となり医療費が70兆円介護費は何と20兆円となり合わせて90兆円となり税収の40兆円の2倍以上となりまさに、国家的な
危機となるとの予測も出ています。地方自治体も真剣に取り組まなくてはならない重要な課題と思います。全国に先駆け
「健康なまちと言えば見附」と認知されるまちの実現を念願して質問を終わります。有難うございました。