V-storm50の時々日記 古事記を学ぶ


「学びの駅ふぁみりあ」の主催で全10回の「古事記の成立と古代日本の謎を解く」講座が5月24日からスタートしました。
毎回出席出来るかどうか自信はありませんが頑張って勉強したいと思います。講師は長岡市のまちの駅「古事記com」の
館長関根 聡氏(神奈川県藤沢市出身)関根さんとはビデオ撮影で偶然知り合った方で氏のまちの駅には2度ほどお邪魔
して古事記、戦国時代など歴史にまつわる様々な会話をさせて戴いております。

私も現在古事記にまつわるビデオ作品を制作していて関根さんから戴いた数々の資料なども作品に登場することになります。
そも、古事記とは…!?今から1300年前の和銅5年に成立したと伝えられている日本創生と国生みの神々たちの物語で
天皇のルーツに迫るとも、あるいはギリシャ神話にもあるような天地創造、神々たちと怪獣が繰り広げる大冒険物語そして
神により創造された人間たちと神々の様々な物語でもあります。

幼いころに聞かされた天照大神と天の岩戸」「須佐之男スサノオ)と八俣の大蛇(ヤマタノオロチ)」「因幡の白ウサギ」
「海幸彦と山幸彦」「ヤマトタケル」の物語
などなどが記されています。果たして古事記は意図的にねつ造された書物なのか?
もしそうだとしたら誰が何のために当時としては途方もない労力と時間とお金を掛けて創ったのか?もし真実であるなら辻褄
の合わない箇所は誤訳なのか…?いずれにせよ当時の権力者や知識人により編纂されたこの書物の謎は多いと感じます。
また、この古事記と関連性のある「万葉集」「日本書紀」などなども今後、講座に登場するようです。

関根講師のお話は現存する古事記の写本を読み解きながら嘘と真(まこと)を氏の解釈でお話しされました。
今年は古事記成立1300年です。日本の古代史と日本成立、天皇家とは…!思いは古代、日本創生と日本人とは…?を
この機会に考えて見たいと思います。

書かれている字は当然総て漢字(ひらがな、カタカナは有りません)ついでに漢字=漢(中国)の字で誤=呉(中国)の言
と書きます。漢が正しく呉は誤っている言葉(字)と言う意味にもとれる字ですよね。面白いですね!。


熱心にお話しされる関根 聡講師 講座は毎週木曜日の午後1:30〜3:00まで行われます。